照射の際に与える周囲の肌へのダメージが少ない
Vbeam（ダイレーザー）は、単純性血管腫、いちご状血管腫、毛細血管拡張症の治療目的で設計された波長595nmのロングパルスダイレーザーです。当クリニックは、Vbeam(ダイレーザー)により血管病変の治療をおこなっています。
色素レーザーであるVbeamから発振される波長595ナノメートルのレーザー光は、血液中のヘモグロビンに選択的に吸収される特徴があります。
毛細血管が凝集した病変部では、ヘモグロビンがレーザーの光エネルギーを吸収し、熱変換することで血管内壁が熱破壊されて血管を閉塞させます。
※現在一部の疾患では保険適応が認められております。
赤あざや赤ら顔などの血管病変の治療に効果
Vbeam(ダイレーザー)は、パルス幅を変えることが可能となったため今までは治療不可能であった赤あざや赤ら顔、にきび、にきび痕にも治療効果が得られるようになりました。
出力を調整することで、皮膚真皮層のコラーゲンの最構築を促すため、目元の小じわ、にきび痕にも効果があります。
Vbeam(ダイレーザー)は冷却装置をつけたことにより皮膚へのダメージが殆ど無くなり、それに伴い痛みも非常に少なくなった最新のレーザーです。照射後はすぐにメイクも可能です。
施術の流れ・術後の経過
疾患によって患部を麻酔クリームで局所麻酔を行います。照射後は一時的に痛み、赤み、びらん、内出血などが起きることがあります。
回数が必要な場合は1～3ヶ月ごとに繰り返し照射します。
施術について
| 施術時間 | 5～40分 |
|---|---|
| 施術可能部位 | 全身 |
| 通院の目安 | 回数が必要な場合は1～3ヶ月ごとに繰り返し照射します。 |
| ダウンタイム・経過 | 【内出血】 レーザー照射により内出血（紫色の跡）が起こることがあります。施術後1〜2週間程で自然に吸収されます。場合によりメイクでも隠しきれないこともあります。 【腫脹（腫れ）】 レーザー照射により一時的に腫脹（腫れ）が起こります。施術後１〜５日間程で自然に消失します。 【炎症後色素沈着・色素脱失】 レーザー照射により生じる熱で皮膚に軽いヤケドが起きるため、施術後に炎症後色素沈着・色素脱失が起こることがあります。炎症後色素沈着・色素脱失は通常、数ヶ月で消失します。 |
| 痛み | 輪ゴムではじかれるような痛みがあります。 |
| 麻酔 | 疾患によって患部を麻酔クリームで局所麻酔を行います。 レーザー照射直前に冷却ガスを噴きかけることにより痛みを軽減させるシステムになっていますので麻酔なしで施術可能です。 |
| 通院中・術後の生活について | 照射後はすぐに洗顔やメイクも可能です。 |
| 使用機器について | <キャンデラ>Vbeam II 医療機器承認番号：22800BZX00358000 日本厚生労働省より医療機器として認可をうけているレーザーであるキャンデラの「Vbeam II」を使用しています。 |
- 色素沈着や色素脱失の原因となるため、レーザー治療前後は日焼けは避けてください。
- 妊娠中の方の施術はできませんのでご了承ください。
- 20歳未満の方は初回は必ず保護者様の同伴が必要となります。
- 小学生以下（小学生を含む）のお子様をお連れの方は施術できませんのでご了承ください。（但し、お子様と一緒にいていただける保護者の方がいれば可）
料金表
予約を取っていただき、診察が必要です。診察の料金（診察は保険適応）は別途かかります。詳細は院内にてご説明いたします。
※価格は全て税込価格となります。
| Vbeam（レーザーフェイシャル）顔全体 | 1回/18,000円 |
|---|---|
| Vbeam治療（一部保険適応あり） | 院内にて説明あり |
よくあるご質問
基本的には残りません。しかしながら、強めの設定で施術すると瘢痕が残る可能性があります。
レーザー照射直前に冷却ガスを噴きかけることにより痛みを軽減させるシステムになっていますので麻酔なしで施術可能です。